日本は基本的に火葬が多いのですが、実は火葬後のご遺骨には、環境基準値の数倍から数十倍を超える「六価クロム」という有害物質が火葬の過程で生成されています。
この六価クロムは皮膚炎や癌の要因ともされており、無害化処理を行わずご遺骨に直接触れることは、健康を害するリスクがあり、また粉骨して散骨をすると環境汚染にも繋がりかねません。
そこでみんなの海洋散骨では、粉骨の際に「専用六価クロム還元剤」を使用することにより、六価クロムの無害化処理を施しております。海洋散骨は、ただ粉骨して海に散骨するというものではなく、適切な手順を踏んで葬送を行う必要があります。
このように、ご遺骨に関する正しい専門知識と専用の還元剤各種機器の整った専用施設で無害化を施す必要があります。みんなの海洋散骨では別事業として粉骨事業も行っており、専用施設並びに専門知識を有しております。身体へのリスクや従業員に対するコンプライアンスを考慮しても、ご遺骨に関わることや作業は専門業者であるみんなの海洋散骨へお任せください。
六価クロムの還元処理時間を約10秒で環境基準の0.05mg/l以下にします。
粉骨せずに散骨を行った場合、ご遺骨を廃棄物としてみなされる可能性があるだけでなく、環境汚染にもつながりかねないので、散骨を行うには必ず、粉骨をする必要があります。
みんなの海洋散骨では「日本海洋散骨協会」の海洋散骨ガイドラインに則り、ご遺骨を2mm以下に粉骨しております。
粉骨作業はプラズマクラスターや集塵機を完備したクリーンルーム内で行いますので、お立会いご希望の方は手作業での粉骨のみですが、安心してお立会いただけます。
ご遺族様のご要望に合わせて海洋散骨を行います。
散骨の際は、GPSで正確な経緯度を記録し、散骨海域を散骨証明書に記載してお渡しいたします。
もし分骨して、のちに再度散骨される場合、初めに散骨した同一の海域で散骨を行っていただくことが可能です。
みんなの海洋散骨では、適切な方法・手順を踏んで海洋散骨を行っているだけではなく、心に残るセレモニーへしていただけることを心掛けております。
時代が移り行く中で、葬送のスタイルも変化してきており、これまでのお墓という形とは異なる需要も出てきました。そういった葬送の選択肢の一つとして海洋散骨を選ばれる方も、今後ますます増えてくるでしょう。
しかし、ご遺骨の取り扱いは決して簡単なことではないのもまた事実です。海洋散骨を検討される際は、環境面・コンプライアンス面から考えても、正しい知識と経験、設備が整っている専門業者をお選びください。
みんなの海洋散骨ではこういったことをカバーできるだけではなく、散骨当日のプラスαのサービスを行えるよう日々精進しています。
海洋散骨だけでなく、ご遺骨のことなら是非、みんなの海洋散骨へご相談ください。