◇愛犬や愛猫の海洋散骨方法とは?ペット供養について

長い間一緒に暮らしてきた犬や猫をペットとしてではなく、家族として考えている方々が多いです。

そんな「大切な家族」が亡くなった時、どのように供養すれば良いのか分からず、悩む方も少なくありません。

 

最近では、動物に対する供養方法が増えており、中でも注目を集めているのが「海洋散骨」です。

そこで、供養方法に迷っている方向けに、ペットの散骨や手元供養などについて詳しく解説します。

ペットの供養方法はさまざまな方法がある

ペットの供養方法には、一般的に法律的な規制がほとんど存在しません。

したがって、飼い主が自分にとって適切と思われる方法を選択することが望ましいです。

一般的な供養方法としては、以下があります。

火葬後にペット霊園を利用

動物の火葬を動物専門の施設で手配し、ペット霊園の供養エリアに預けるため、遺骨を骨壷に収めます。

ペット霊園では、1万円~2万円程の費用で利用可能であり、その後の管理料も不要です。

また、いつでもお参りして偲ぶことができるでしょう。

自宅敷地内に埋葬

火葬後のご遺骨を自宅の庭などに埋葬することもできます。

小さな鳥やハムスターのような小動物は、火葬せずに直接庭などへ埋葬することが多いです。

「人」の場合は、自宅の敷地内で埋葬することは法的に禁止されていますが、ペットの場合は問題ありません。

ただし、周囲の人々に迷惑をかけない範囲で行うことが大切です。

ご遺骨を手元供養する

火葬後にご遺骨をお墓に埋葬するのではなく、自宅に持ち帰り手元で供養することを手元供養と呼びます。

手元供養の利点は、ペットの存在を常に感じることができるということです。

 

また、祭壇も飼い主の好みに応じて自由に飾りつけができます。

一方で、遺骨は湿気に弱くカビが生えやすいため、風通しの良い場所に保管し、管理に細心の注意を払う必要があります。

ペットの散骨(海洋散骨)

ペットの散骨(海洋散骨)

ここではペットの散骨(海洋散骨)について解説します。

海洋散骨はどのようなもの?

海洋散骨は、愛するペットの火葬後に遺骨を粉末化し、海へ撒くことで敬意を表す方法です。

飼い主が望むように、ペットを自然の中に還してあげることができます。

お墓を必要としないため、後継者を求める必要もありません。

これは、ペットに対する最後の供養方法として、多くのメリットがあります。

海洋散骨は専門業者に依頼

ペットの海洋散骨を検討する際には、適切な業者に相談するのが大切です。

ペットの場合は、埋葬許可証が不要で手続きが少ないです。

業者によって手順が異なりますが、海洋散骨では船上でセレモニーが行われ、散骨証明書が提供されます。

ペットとの思い出を語りながら、クルーザーで散骨スポットを巡る特別なセレモニーを実施することも可能です。

ペットの散骨をする手順

ペットの散骨は以下の手順で行います。

ペットの海洋散骨までの火葬

1. 火葬する

海洋葬を行うためには、まずペットを火葬する必要があります。

ペットの火葬を行っている火葬場を探し、有料で行ってもらいます。

料金は生前の体重によって異なりますので、各火葬場への確認が必要です。相場感としては1~3万円(1kg〜30kg)とお考えください。

ペットの海洋散骨までの粉骨

2. 粉骨する

火葬をしたら、次は散骨ができるように粉骨を行います。

遺骨のままでは、廃棄物扱いとなる可能性があるため、2mm以下へペットの遺骨をパウダー状に粉骨します。

散骨は海洋葬以外に樹木葬や空中葬などもありますが、どれも粉骨は基本的に必要となります。

ペットの海洋散骨当日

3. 散骨する

粉骨を行ったら、海や樹木などの自然に散骨を行います。

散骨の場所は各自治体によって規制されている場合があるので、各自治体の条例を確認の上、節度ある散骨を行うことが必要です。

もしくは散骨業者へ依頼し、確実な方法で共に過ごしてきたペットを弔うこともできます。

散骨業者では粉骨から行っているところも複数あるので、ペットの散骨を行っているか、事前問合せ・相談をしてみると良いです。

ペットを散骨する場合の注意点

ペットを散骨する場合の注意点

次にペットを散骨する場合の注意点について解説します。

適切な場所に散骨する

ペットの散骨には、法的な制限はかかりませんが、周囲に配慮して行動することが大切です。

遺骨を撒く行為自体に、嫌悪感を抱く方もいるため、トラブルを避けるためにも配慮を欠かすことはできません。

特にビーチや観光地では、楽しいひとときを過ごす方々も多いでしょう。

散骨を行う際は人目につかない場所を選び、トラブルが起きないようにしましょう。

マナーを守る

ペットの思い出を大切にする方々は、遺骨と一緒にさまざまなアイテムを納めたいと考えるかもしれません。

散骨を行う際は、環境保護の観点から、リボンやテープなどプラスチック類などは撒かないよう留意しましょう。

適切なエチケットを守って散骨をすることで、愛しいペットを心から偲ぶことができるでしょう。

個人で火葬しない

ペットが小さくても、自宅の庭で火葬できると考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、法的にはペットの遺体は廃棄物として扱われます。

つまり、庭で火葬することは野焼きと見なされ、法令違反となる恐れがあります。

そのため、個人で火葬を行うのではなく、必ず専用の火葬場に依頼するようにしましょう。

散骨に必須の粉骨も業者へ依頼可能

ペットのご遺骨を粉末状にする粉骨は、海洋散骨を行う上で必要な手続きです。

個人による粉骨も可能ですが、体力的にも精神的にも負担が大きいため、できるだけ専門業者に依頼することがおすすめします。

みんなの海洋散骨ではペットの粉骨から海洋散骨までお受けしており、大切なご家族様として、礼節をもって散骨・供養させていただいております。

まとめ

散骨の際には、法的な制限がないため、海や山、空など様々な場所で行うことができます。

ペットをしっかりと追悼するためには、他人の目を気にすることなく、ルールを守って散骨しましょう。

また、散骨は一度行うと元に戻すことができないため、慎重な考えが肝心です。

埋葬方法は多岐にわたるため、十分に検討した上で散骨を行いましょう。

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