散骨で必要な許可とは?海の法律について

散骨をするにあたって、行政の許可が必要なのか、散骨に関する法律はどうなっているのだろう?という疑問にお答えします。

道路交通法があるように、海にも「道」に関する法律があります。海事関係の法律と散骨の関わりなどについてお話しします。

散骨するのに行政の許可はいるの?

散骨をする場合、どこかに届け出なくてはいけないのでしょうか。

火葬や埋葬に関しては届出が必要ですが、散骨をするために、わざわざ何かの許可を得る必要はありません。

役所に特に届け出などをする必要もありませんし、何の手続きもなく、散骨をすることができます。

散骨に関しては、特に該当する法律がないため、周囲に配慮し、節度を持って行う上では特に問題なしとされています。

では、どこでも散骨を自由にしてもいいかというと、そうではありません。

海には海の法律があり、関連法規を遵守した上で行う必要があるのです。

海洋散骨に関係する海の法律

散骨のやり方そのものに関する海の法律はないですが、海の交通ルールに関する法律はあります。

陸上の道路のように、目には見えませんが、海にも船が通る「道」があります。安全に航行できるよう、また、漁業がスムーズに行われるよう、海に出る人全てが守らなくてはいけない法律があるのです。

  • 海上衝突予防法
  • 海上交通安全法
  • 船舶安全法
  • 漁船法

などがありますので、海洋散骨をする場合には、これらの法律に抵触しないよう、十分気をつけて行う必要があるのです。

漁船法

漁船法は、漁船に関する法律ですが、漁船は漁業のための船なので、仕事で乗る人以外を乗せることはできないのです。

港に漁船が止まっているからといって、ちょっと乗せてもらって散骨をしよう、というのはダメだということです。

また、個人で船に乗って海で散骨をしたいと思う人もいるかもしれません。しかし、どこで散骨すれば安心なのか、漁業関係の人に迷惑をかけないか、ということがわからないと思います。

事故が起きては危ないですし、周囲の人に迷惑をかけることがあってもいけません。

ですから、海洋散骨をする場合には、海のルールである海事法を熟知した、専門の業者に依頼することをおすすめします。

船舶職員及び小型船舶操縦者法

船を操縦するには、車の運転と同じように免許が必要です。さらに、お客様を乗せて船を運転する場合には、「特定操縦免許」というものが必要になります。

海洋散骨をするなら、ご遺族を乗せることもありますから、船を操縦できるだけでなく、お客さんを乗せて船を運航してもいいですよ、という許可を得ていないといけなのです。

この免許を持っていない人が操縦する船で何か事故が起きた場合、保険が下りないこともありますので、注意したいところです。

海上運送法、船舶安全法

海事法の一つに、海上運送法という法律があります。川や湖、海において、船で人を運ぶ事業を営む場合、「不定期航路事業」の許可が必要になります。

また、 海洋散骨を行う場合、どのような許可が必要となるか、それは船の大きさや定員によっても違うのですが、無許可で行なっている場合には罰金刑または懲役刑が科されます。

海洋散骨を依頼する場合には、

  • 保険に加入しているか
  • 必要な資格者を選任しているか

なども確認し、許可を受けている業者を選ぶようにしましょう。

自治体によっても取り扱いが違うので注意

海の法律とはまた別に、条例によって海洋散骨を制限している自治体があります。

熱海市と伊東市の周辺では、海洋散骨をする条件が細かく規定されています。うっかり浜辺で散骨をしないように注意したいところです。

禁止をしているわけではありませんが、自治体が観光業や漁業への影響を考慮して定めたガイドラインですので、迷惑をかけないようにしなくてはなりません。

他の自治体においても、条例で散骨を制限している場合があります。うっかり違反すると罰則がある場合もありますので、散骨をしたいと思う場所でできるかどうか、事前に確認をした方が良いでしょう。

散骨のトラブルを避けるために

海での散骨を行う上で、特に許可が必要ないからといって、どこでもできるというわけではない、ということがお分かりいただけたと思います。

海のルールを守り、船舶や船の運航に関してきちんと許可を得た業者に依頼し、節度を持って散骨を行なってください。

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