◇散骨で後悔しないために知っておくべき3つのこととは?原因や対処法について

散骨は自由な供養方法の一つとして注目されていますが、想定外の事態が発生し、後になって「やらなければよかった…」と後悔する人も少なくありません。

 

散骨はやり直しがきかない供養方法であるため、事前の準備や考慮が非常に重要です。

この記事では、散骨後に後悔しないために知っておくべきことや後悔しないための対処法について詳しく解説します。

 

散骨の人気が高まっている理由

近年、従来のお墓への納骨に変えて、散骨を選ぶ人が増えており、それにはいくつかの要因があります。

 

  • 故人の遺志を尊重できる
  • お墓の維持が難しくなっている
  • 多様な価値観が尊重されるようになった

故人の遺志を尊重できる

かつては「亡くなったら家のお墓に入るのが当然」と考えられていましたが、近年では「自分の死後のことは自分で決めたい」と考える人が増えています。

 

特に登山や海が好きだった人は、「自分の思い出の場所に還りたい」と考え、海洋散骨や山への散骨を希望するといったケースが多いです。

 

散骨は、そのような故人の遺志を最大限に尊重できる供養方法の一つです。

お墓の維持が難しくなっている

最近、お墓を撤去する「墓じまい」を行う人が増えています。

お墓は定期的な管理や掃除が必要ですが、核家族化や少子高齢化が進み維持が困難になった、というケースが多いためです。

 

散骨は一度行えば掃除などの負担は発生せず、維持費や土地代もかからないため、故人も遺族もストレスの少ない方法として注目されているのです。

 

多様な価値観が尊重されるようになった

多様な価値観が受け入れられ始めた現代において、供養の方法も自由であるべきだ、という考え方が広がっています。

そのため、従来のお墓にとらわれない新しい供養方法が広く受け入れられるようになったことも散骨が人気を集めている理由の一つです。

 

散骨で後悔してしまうことがある原因

散骨で後悔してしまうことがある原因

さまざまな魅力がある散骨ですが、想定外の事態が発生し後悔した、というケースがあります。

散骨をした後に後悔する理由は人それぞれですが、代表的な要因をいくつか紹介します。

 

家族や親族との意見の不一致

散骨は比較的新しい供養の形であるため、親族の中には伝統的なお墓に埋葬することを望む人もいます。

散骨をした後に「親族から反対され、トラブルになった」というケースも少なくありません。

後々法的な問題が発生する

散骨自体は違法ではありませんが、地域ごとに条例やマナーが異なるため、適切な場所で行わなかったことで問題になるケースがあります。

「後になって散骨しては行けない場所に散骨してしまったことを知り、不安になった」という後悔も少なくありません。

散骨場所に問題がある

適切な場所を選ばなかったことで後悔する場合もあります。

散骨を行うには、条例などで規制されていない場所、人目につきにくい場所などさまざまな制限があるため、故人の理想の場所に散骨できるとは限りません。

 

そのため、後から本当はこの場所の方がよかった、など、後悔が生まれる原因になります。

散骨後に後悔しないために知っておかなければならないこと

散骨で後悔しないために知っておきたい6つのポイント

ここまで、散骨後に後悔する原因をいくつか紹介しました。

後悔しないためには、事前に散骨のメリット・デメリットを理解し、しっかりと準備をすることが重要です。

ここでは、特に注意すべき3つのポイントについて詳しく解説します。

散骨できる場所には制限がある

散骨は法律で明確に禁止されているわけではありませんが、どこでも好きな場所で散骨できるわけではありません。

以下のような場所では散骨ができないため、事前に知っておきましょう。

 

  • 条例で禁止されている場所
  • 自然保護区域
  • 観光施設
  • 公共施設・国や自治体が所有する土地
  • 海水浴場

散骨するとお墓のような固定のお参り場所がなくなる

散骨の大きな特徴の一つは、お墓のように手を合わせる「固定の場所」がなくなることです。

これは「自由な供養ができる」というメリットでもありますが、後々の後悔の原因にもなるため覚えておく必要があります。

散骨に抵抗のある人もいる

散骨は、新しい供養の形として注目されていますが、すべての人が受け入れているわけではありません。

 

特に年配の方の中には「お墓に納めるのが当然」と考える人も多く、家族や親族の意見が分かれることがあります。

散骨で後悔しないための対処法

散骨時のマナーとは

散骨で後悔する原因がお分かりいただけたのではないでしょうか。

ここでは、散骨で後悔しないために、散骨前に行っておきたい対処法を紹介します。

 

家族や親族とよく話し合う

散骨は一度行うとやり直しができません。

事前に親族と話し合い、全員が納得した上で決めることが大切です。

特に、伝統的なお墓を希望する親族がいる場合は、理解を得るために十分な説明が必要です。

散骨後に「親族から反対されてしまい、気まずくなった」という失敗を防ぐためにも、事前の話し合いをしっかり行いましょう。

 

散骨後の供養方法を考えておく

「お参りする場所がない」という後悔を防ぐため、散骨後の供養方法をあらかじめ考えておきましょう。

例えば、以下のような方法があります。

手元供養をする

遺骨の一部を自宅に残し、小さな仏壇やメモリアルスペースを設ける方法です。

メモリアルプレートやモニュメントを設置する

自宅の庭や特定の場所にプレートを置き、お参りできる場所を作る方法です。

定期的に訪れられるよう、アクセスしやすい場所に散骨する

アクセスしやすい場所に散骨すると、頻繁に擬似的なお墓参りができるためお墓そのものがなくても後悔しにくくなるでしょう。

散骨のマナーを事前に知っておく

散骨は自由な供養の方法として魅力的ですが、適切なマナーを守らなければ、周囲の人に迷惑をかけたり、トラブルに発展したりすることがあります。

 

散骨する際には、法律だけでなく、以下のような一般的なマナーや配慮すべきポイントを押さえておくことが大切です。

ご遺骨は粉状に粉骨してから散骨する

散骨は、元のご遺骨の形がわかる状態で行なってしまうと「死体遺棄等罪」に該当してしまう可能性があります。

そのため、散骨する前にご遺骨を2mm以下に砕く「粉骨」を行わなければなりません。

他者の迷惑にならない場所を選ぶ

散骨を行う際は周囲への配慮が非常に重要です。

 

お墓に埋葬する形と比較するとまだ知名度が低く、否定的な意見を持つ方や、不快に感じる方がいる可能性があるためです。

 

そのため、散骨する際は、なるべく人の目につかない場所で行うことが重要になってきます。

散骨する場所の条例を守る

散骨する場所を決める際は、なるべく故人の意向に従った場所を選びたいところですが、そもそも自治体の条例等で散骨ができない場所がいくつかあります。

 

例えば、温泉や海水浴で人気の観光地、静岡県伊東市では伊東市内の陸地から6海里以内で散骨を行うことを禁止していますし、北海道岩見沢市では墓地以外でのご遺骨の散布を禁止しています。

 

このように、観光地で有名な場所や農業・漁業が盛んな土地では散骨ができないケースがあるので注意しましょう。

信頼できるプロの散骨サービスを利用する

個人で散骨を行う場合、法的な問題やマナーを知らずに後悔することもあります。

また、ここまで紹介したような注意点やマナーを守り、1から手続きをするのは始めての方には難しいことも多いでしょう。

そのため、信頼できる専門業者に依頼するのも一つの方法です。

信頼できる専門業者に依頼すると、以下のようなメリットがあります。

  • 適切な手続きやルールを守ってもらえる
  • 遺族が精神的な負担を感じずに済む
  • 散骨後のアフターサポートを受けられることもある

また、合同散骨や代行散骨など、自分たちに合った方法を選べるため、納得のいく形で供養ができます。

散骨をするならぜひ専門業者に相談を!

散骨をするならぜひ専門業者に相談を!

散骨にはさまざまな考慮すべきポイントがあるため、自分たちでできるか不安な方もいらっしゃるでしょう。

そのような方は専門業者にお任せするのがおすすめです。

 

どの業者が良いか迷った方は、ぜひ一度全国で海洋散骨を行っている「みんなの海洋散骨」にご相談ください。

みんなの海洋散骨は豊富な実績があり、全国の海域での散骨に対応している業者です。

さらに、散骨をした後も故人を偲ぶ場所がほしいという方に向けて手元供養などのオプションサービスも豊富に取り揃えています。

直接散骨するのが難しい、という方向けに、代理委託散骨も行っており、まとめてではなく一人一人丁寧に散骨いたします。

まとめ

散骨は自由で故人の意思を尊重できる供養方法ですが、一度実施すると元に戻せないため、慎重に考える必要があります。

初めて散骨を行う場合や不安がある場合は、信頼できる専門業者に相談するのも有効です。専門業者に依頼することで、法的・マナー面の不安を解消し、納得のいく供養ができるでしょう。

慎重に準備を進め、故人の意向を尊重しながら、後悔のない形での供養を実現しましょう。

この記事の監修者

みんなの海洋散骨運営するAクルーズの代表「天井十秋」

天井 十秋

10年以上に渡り、全国の海域で散骨を行って参りました。
故人様の旅立ち(エンディング)を「より良く、より自分らしく」をモットーに、1,000名様以上もの供養をサポート。
故人様だけでなく、ご家族様の想いにも寄り添った、散骨プランをご提案いたします。

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